24時間テレビとアンパンマンと啓蒙

yahooのこの記事を読んだ。
毎年恒例の24時間テレビの出演者のギャラとチャリティーの諸問題が語られているのですが、それより気になるのはキャッチコピー『愛は地球を救う』です。
毎年24時間テレビを放送するということは、毎年救うのに失敗しているということでしょうか? なんだかアンパンマンにいつも負けるバイキンマンとオーバーラップしてきます。
まあ、いつも募金額を電光掲示板でデカデカと映し出し『いくら愛があってもお金がなきゃ救えない』という身もフタもない現実を突きつけてくるあたりはさすがテレビ!! 社会の公器といっても過言ではありません。
ともかくお手軽に善良を買おうとする浅薄な衆愚の民を皮肉とシニカルで煽りたて啓蒙してくれます。
うん? 待てよ。毎年放送しているってことは毎年啓蒙に失敗しているのか……